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点検の大切さ~ブレーキフルード交換

       ブレーキ&クラッチフルード交換の大切さ

油圧クラッチやブレーキマスターにはDOT4やDOT5といった液体が入っています。

今回ご入庫頂いたお客様から『1速にギアを入れた時クラッチレバーを握っていても前に進むんです。Nにも入りません』とご相談されました。

クラッチが切れない現象が起きていて空気が噛んでいるのかと思いエア抜き作業を提案。

作業に移りクラッチマスターキャップを外すと見えた景色、、、、、、、

マスターの下側に白い塊が溜まっていました。

この白い塊は水分を吸いDOT4がゼリー状になった物です。

原因はクラッチフルードを2年以上交換していない、ゼリー状になったフルードが詰まった為発生しました。点検整備も出したことが無いとのことでした。

現在の車両に使われているクラッチ&ブレーキフルードにはDOT4が主に使われています。

DOT4は吸湿性が強く水分をどんどん吸っていきます。水分が混ざると沸点が下がる、酸化劣化が進む、成分が分解変質するので白く濁りゼリー状になります。

また、長期間交換しないとマスターシリンダー、キャリパー内部シールから出た劣化カスが混ざります。

こちらを放置することにより今回のようにクラッチが切れない、ブレーキの場合は利きが悪くなり、最悪ブレーキ抜けやキャリパー固着に繋がる為、非常に危険です。

ABS付き車両になるとABS誤作動にも繋がります。

今回はマスターを洗浄し、クラッチフルードを交換して作業完了になりました。

整備後お客様からは点検の大切さや、点検だけではなく油脂類(エンジンオイルやブレーキフルード)交換の必要性に気付いて頂けました。

ブレーキ&クラッチフルード交換の目安は車検ごと交換です。走行距離は少なくても油脂類には湿気で水分が入る為、早めの交換をお勧め致します。

点検整備では様々な項目を確認しておりますのでご入庫お待ちしております。


                    以上、住田でした。