マスターの下側に白い塊が溜まっていました。
この白い塊は水分を吸いDOT4がゼリー状になった物です。
原因はクラッチフルードを2年以上交換していない、ゼリー状になったフルードが詰まった為発生しました。点検整備も出したことが無いとのことでした。
現在の車両に使われているクラッチ&ブレーキフルードにはDOT4が主に使われています。
DOT4は吸湿性が強く水分をどんどん吸っていきます。水分が混ざると沸点が下がる、酸化劣化が進む、成分が分解変質するので白く濁りゼリー状になります。
また、長期間交換しないとマスターシリンダー、キャリパー内部シールから出た劣化カスが混ざります。
こちらを放置することにより今回のようにクラッチが切れない、ブレーキの場合は利きが悪くなり、最悪ブレーキ抜けやキャリパー固着に繋がる為、非常に危険です。
ABS付き車両になるとABS誤作動にも繋がります。
今回はマスターを洗浄し、クラッチフルードを交換して作業完了になりました。